第1話

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あるところに大きな柱がありました。
あまり太いと、いつかかわいて、あちこちにひびが入るので、
大工さんが、さいしょから割れ目を入れました。

そこに、かえるが通りかかりました。
「やあ、これはいい家だ」
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第2話

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かえるは、さっそくここに住むことにしました。
近くを人がよく通りますが、だれにも見つからず、
のんびりと過ごすことができました。

かえるは、たまに通り過ぎるハエに舌をのばして、
空腹をいやす以外のことは、ほとんど何もしませんでした。
かたつむりがあそびに来ても寝たふりをし、
くもがそばに巣をはっても、しらんぷりしていました。

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第3話

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かえるは、ある朝、目をさまし、ふと思いました。
「さいきん、なめくじくんと会っていないな。
そうだ、ぼうふらでも、もってあそびにいこう」 

昔からの友だち、なめくじに会いに行こうと、
さっそくかえるは、割れ目からはい出しました。

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第4話

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なめくじの家(ガラス戸)についたのですが、どこにいるのか分かりません。
あちこちウロウロしましたが、いつまでたっても会えません。
「おーい」と呼んでみました。
「はーい」と返事がありました。

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第5話
 
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「あぁ、いるんだ」と思って、もっとさがしましたが、まだ見つかりません。
そうです。二人は、ほぼ、2次元の世界にいるので、
高さがないのです。だから、相手を見つけられないのです。

それに気がついたかえるは、ジャンプすることを思いつきました。
「これなら上からさがすことができる」

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第6話

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ピョ~ン!
しかし、かえるは、ぴゅ~、と地面に落ちてしまいます。
あれ?おかしいなあ。
どうして、ガラスの上に落ちないんだろう。
それもそうです、ガラスは「縦」なのですから、
かえるは、横に跳んでいることになるのです。

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第7話

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いつの間にかなめくじから遠くはなれてしまったかえるは、
いやになっちゃて、家に帰ることにしました。
「あーぁ、つまんなかったなぁ。
せっかく、なめくじくんから、小咄をしいれようと思ったのに」
かえるは、雪辱を誓いました。


そして、また割れ目にはさまりました。

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<あまりにしょうもない創作をしていたことに赤面の至り。でも、ちょっとほほえましいな自分。それにしてもよく挟まったもんだ。>

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