序盤の勢いがすっかり衰え,
細々と書き続けてきた「新春を言祝ぐ」でしたが,
やっとのことで最終回。
(「やっとのことで」といったら金太の大冒険の「♪やっとのことでマカオに着いた」ですな)

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これは,上野ではないのだが,岩本町というところなのだが,
知らなかったのだ,「カレーノトリコ」というカレー専門店があり,
そこを通りすぎたところの新聞販売店の自転車の列が,
もう,ギュウギュウ詰めで,その並べ方たるや,
もう,大変なものでありましたよ。

ちらりと見える,幣(ぬさ)というか御幣が,
都会のど真ん中でありながら,風情を醸し出しております。

2017currytoriko.jpg

で,奥に見える人影を拡大すると,このように,並んでおるのだ。
ガラガラのキャリーカートをもつのは旅行者であろう。
行列のできるカレー屋というのは,
行列のできるラーメン屋よりも威厳がある(気がする)。

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さてさて,ここからが上野界隈なのだが,
猫というのは女子に大人気なものでありますな。
子猫,ならば小生でも可愛らしいと思うよ。

この猫は,屋根の上で我々を見下ろしていた。
同行の皆様はキャーキャーと嬌声を上げていた(ような気がする)。
そもそも,軒下にいる動物というのは
これまでも大体猫だっな。
(長崎で見つけた3猫とかも)

2017kagiya.jpg

所は変わり,ジョージ君そんなところまでも知っていたのね,という,
老舗中の老舗居酒屋,「鍵屋」に歩を進めてくれた。
小生,一度だけ,行ったことがあるぞ。
もう,落ち着きすぎた雰囲気で,
大勢でワーワーと訪れるような店では決して,ありません。
常連が一人で訪れ,2,3杯飲んでさっさと帰るような店だ。
酒のつまみも,池波正太郎チックな,
大体が茶色いような食べ物ばかりであった。
の割りに,店主は案外気さくな,シティーボーイがお爺さんになったような,
良い人でありました。

で,老舗中の老舗居酒屋の2階の物干しには
住んでいるであろう家人のものかも知れぬタオルだけが干されていた。
そして,小生とジョージ君の目の前で,高齢の女性があわただしく取り込み,
雨戸をバンバンと閉めたのであった…。
精神的に,閉め出されたような思い…。

2017uenohuji.jpg

最後はおまけのようなものです。
神社に,富士山があった。
軒下でも何でもないです。
富士山に登った気分を味わうために(ちょっと言い方が正しくないかも)
都内のあちこちの神社境内に,
富士山の溶岩を運んできて,山のように積んで,
富士山の山開きの日に解放して,ちょこっと登ってもらい,
ありがたみを味わうというイベントが古くから行われているそうだ。

初めて知ったよ!!


まとめ。
路上観察の皆さんと歩くと,視野が広がる。
今まで考えもしなかったことを考えさせられる。
知識を分けてもらうのはもちろんのこと,
こういう見方もできるのね,つまり,
こういうジャンルもあるのね,と思い知らされる。
それは例えば,「公共の路上に鉢植えを並べる行為」などです。
そうやって,ジャンルに一括りにすることで,
面白みも表れる。
そして,何よりも,「そうした」人の生きる有様が
そこここにあるのだということに触れるのは,
柳田邦男先生や,折口信夫先生が提唱した民俗学に,
かなりの底辺で,かなりうっすらと関わっているのだよ我々,と
これまでの路上観察を価値付け,意味付けるものであるのだな。



と,偉そうにまとめてしまいましたが,
同行の皆様,ありがとうございました。

こんとき,一緒に歩けはしなかったが,
カラオケボックスでさせてもらった軒下トークから参加してくださった
「ステルススイッチ」のみわさんは大変に善き人で,
ここに感謝申し上げます。
あと,ばけさんからは,「ツイッターやりましょうよ」と誘っていただいた。
ちょっとやってもいいかな,と思っています。

とにかく,AYAさんを初めとした皆様,大変にありがとうございました。


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