古いものの横書きは、右から。
幼少のみぎり、そのことを知った小生は少なからぬ衝撃を受けた。
何で反対なんだ…、と。
そもそも漢字平仮名片仮名、すべて縦書きのために生まれた文字でありますよな。
そう考えるとどうなのであろう。
左始まりの横書きというのは、おそらく欧米に合わせての無理矢理に
スタイルを変えたものと考えられ、そもそもの右端まりの横書きというのは、
日本語文字の形態に適したものなのであろうか。
小生が考えるくらいなのだから、おそらくこのことはとっくに研究され尽くして
いると思われ、まぁ機会があったら勉強してみようと思う。

で、これです。
古い看板。

kanryo05.jpg

旅館の看板なのだ。
このとき、舞台俳優T先輩と温泉施設で落ち合うべく、
いそいそと歩いていたのでありました。
木材の形状を生かし、青雲のようにたなびきたる様子に
「館旅」と記されている訳なんだな。

雲といえば、昨日、妹一家を新幹線駅に送りて戻りしときに
「彩雲」と呼ばれるものを発見したので掲載いたします。

saiun2013.jpg

これは美しいものです。
光加減によってこのように雲自体が七色に光り輝くことが
あるらしいのですよ。
いいもん見ました。生まれてこの方3回目です。


それにしてもこの「館旅」、いつかどこかで…、と記憶を掘り起こすと、
というか、サイト内を検索してみると、やはりあったのだ。
“民家の軒下10「館旅」”

盆踊り(お盆にやるから盆踊りなのだ)で著しく有名な
羽後町にて見つけた物件なのであった。
やはり古いから、右からなのだ。
そもそも、近世までの日本の文章の表し方として、
横書きしなければならない場面というのは、
少なかったのではないかと小生は考えます。
戦のときの幟だって縦書き。
短歌を詠む短冊も縦書き。
矢文に結びつけた文が横書きだったら雰囲気が出ない。

そういう訳で、なぜ横書きが右始まりから左始まりに変節したのか、
その経緯をご存じの方、教えていただきたいのです。
どなたかいらしたら、是非。

コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://nokishita08.blog50.fc2.com/tb.php/271-a935a415