先日、といってはかなり前なのだが、ご近所さんの男性が亡くなった。
病気などではない。
タケノコ取りに行って、山の中で亡くなったのだ。
日頃から山菜や茸を採取するのが好きな人で、その道ではエキスパート。
誰が山の中で亡くなろうと思ったであろうか。
実に残念なことだ。

気さくで、町内会の集まりにも顔を出してくれ、
幾分高齢ではあったものの、自分のできそうなことは
進んで仕事をしてくれたものだった。

zenmai201202.jpg

亡くなる数週間前に撮影していたのがこのゼンマイだ。
また今年も撮影させてもらいます、と心の中で感謝しながら
記録していたものだ。
亡くなってからなかなか手が付けられず、
やっとふんぎりがついて、記事にすることにした。
3段階の干し具合のゼンマイが並んでいる。
干したゼンマイは、高値で取引されるのだ。
一日中様子を見ながら揉んだりひっくり返したりするのだ。

好きなことをする場所で一生を終えることを本望とする考えがあるが、
人は死ねばいなくなる。
どこで一生を終えるにしても、それまで生きたいように生きていれば、
それでいいのだとも思える。
自分自身、もう、生涯の半分はとっくに過ぎているだろうなと思いつつ、
父親が生涯を終えた年齢まであと10年を切っている。
もう少し長く行きたいとは思うのだが、まぁ、思ってどうなることでもありません。
恥や後悔を積み重ねながら、死ぬまで生きていたいと思うのだ。

Tさんを偲んで、この項を記録する。

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