ウガー!!

  …原始人になった気分なのだ。

 レバー、早くこっちに回せー。
 おれにも食わせろ!!
 ウォー、うめぇ!!ウホウホー!

 というわけで、大館に居酒屋放浪にいつものメンバーで行ってきたのであります。しかも、今回は「キャドオヒスドロウザライン(英語で打てない)」のゆみやんをゲストに迎え、っつーか、大館在住なのでありますが、とにかくレバーを食ったんだ、ウガーーー(今回ちょっと凶暴)!!

 それにしても電車の旅はいいものであります。運転しなくてもいいし、酒も飲めるし、立ち食いそばも食べられるし、言うことありません。それに、土・日乗り放題で一日2,040円というキップもあったりして、お得感(飲食店経営の雑誌で多用される)もあり。
 ほんで今回アルコール飲料も持参していたので、何とかボックス席を占領しようとするのだが、あっても人が座っていたり、乗り換え電車にはなかったりで、結局は人が少なくなってからおもむろに飲み始めたのだけど、とにかく、残念ボックス席。
 ほんで、秋田駅では小生がこよなく愛する立ち食いそばを食べました。天ぷらそば。しかし、食べ始めてから失敗に気がつく。最も好きなタヌキそばの存在を発見したのだ。なんだよあるならあると早く言ってよと、かき揚げの中のゴボウが気に入らないと思いつつ呟く。
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 さて、大館で乗り換えて花輪線に乗り、東大館に着いた我々は秋田犬の前で記念撮影をし、大館市へその偉大なる第一歩を踏み出したのだった。
 いきなりあるは国際通り。前評判通りうら寂しいとおりで、17:30現在で店は1軒も開いておらず、しょうがないと思いつつ探検もしがいがなく、「Shot Bar one pair」を発見するも、ビルの横の隙間を入っていくところに店があり、「席がワンペアーしかないんじゃないか」などとシャレにもならぬ寂しいことを話し合いながら通り過ぎ、ホテルにチェックイン。揚げ物の匂いが立ちこめていたそのホテルには、かつてスマップが泊まったことがあり、その形跡を探すも何もなく、フロントには前歯のかわいいお兄さんがいて…、そんなことはどうでもいいのであって、さっそく比内やの話にいきます。

 いつものように我々は居酒屋探索を行い、小生とK君は収穫を上げて、比内やに集合したのだった。つーか、K君は肝試しゾーンで方向感覚を失い、道に迷って、10分ほど遅刻したのだった。ゆみやんはかなり心配してくれていたのだが(このときかなりもううち解けていた)、他メンバーはそのうち来るでしょう30分以内に来れば上出来だとのんきに構えつつさっさと先に乾杯していたのだった。
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 比内やは、こないだまであった正札竹村のすぐそばにありました。子供の頃よく連れてきてもらった正札竹村は(母親の実家がこっちにある)、大人になってみてみると意外に小さなビルで、いや大きいんだけど、もう廃墟のようになっていて、残念だなあと思う。素直な感想。ほんで、比内やは、清潔感漂う、小生好みの暖色系の照明で、かなりムーデイであります。初めてのデートで女の子ここに連れてきたらかなり点数高いと思うよ。お勧め。ほんで、でかいテーブルの角に陣取る。というか、ゆみやんに予約してもらっていたのだ。
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 まずは鶏肉!!肉にく!!と、K嬢がいつものように騒ぎ(ちょっと大げさに言うと。ちなみに今回の旅では「大げさ」が話題になる)、串焼きを頼みまくる。その中で小生の中で大ヒットだったのがレバーーーー!言うちゃ悪いけど、こんなに新鮮なレバーを小生は食うたことがない。新鮮さに自信があるからこそ、こんなにも血が滴るように生焼けなのだ。調子にのってどんどん追加する(大げさ)。
 さて、日本酒であります。
 利き酒大会じゃないのだが、メニューにある大体のお酒をいただいたつもりです。ほんで、「冷やの部」では、多分北鹿の「雪」がよかった。甘み香りアルコール臭さ、小生の考えるすべてのコンテンツが重々しく、自己主張していて、これだけで飲んで満足!という酒でありました。かなり強烈なつまみじゃないと(ウルカとか)バランスとれないと思う。
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 こよなく愛する「熱燗の部」では、ズバリ、「北鹿」がピッタリきたのでありました。
 ツイ――…。
 いくらでもいけるぜ。人につぐのも忘れ、自分でばかり飲んでいた北鹿。体も心も脳みそも暖めてくれる酒というか、とにかく、我が両関銀紋に対抗できるような酒であります。県北に行ったら迷わずこれだな、これからは。
 上にあるは、こぼれた(こぼした)酒を啜るの図。こぼれた酒の方が旨い。うちでもやる。店でもやる。酒飲み3級ぐらいだな。初段になるためには、朝から酒をどのくらい飲めるかという厳しい(嬉しい)試験があるのだ。

 それにしてもさすが鶏肉を扱う店、と感じさせられたのは「究極の比内鶏親子丼」のうまさ。小さいサイズでも小さくなくて(なんのこっちゃ)とにかくボリュームがあって、あっさりしていて、それでも濃厚な卵と肉の味。小生は三口ぐらいしか食べなかったのだが(レバーのことで頭がいっぱいで)、そのうまさには絶句。これ食べるためだけにきてもよいのうと思いつつ、お勘定すると一万円いっていない。五人にて、しこたま食べて、レバーなんか10本ぐらい頼んだのに!
 店の人もおかしいと思ったらしく、結局それなりの値段であります。が、もっともっと費用がかさむかと覚悟していたので、拍子抜けかつ喜びを感じる。また来たいよう。店を出る前から思う。

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 さて、2軒目の標的は勝手にもう決めていたのだ。その名も「浪秀」。しかも、酒桝ときたもんだ!
 千鳥足で5分ほど歩く。しかし!ガーン!!もう暖簾がしまってあるのだ!営業時間が10時までではないか、よく見てみると。さすが老舗は違うな、早く始めて早く終わる、なんといってもお年寄りがやっているんだもんな(そうして欲しいという願望)などと感心している場合ではなく、とにかく終わっちゃっているから、しょうがないからそのすぐそばの、第2候補に有無をいわさず皆を連れて行く。えー、そこは、いくらか面白いことはあったのであるが、特に特筆すべきことはなく、酒もつまみも何もかも普通で、ただ、トイレのカレンダーに「自分と違う意見を持つ人こそ大切にすべきである」と書いてあって、帰りの電車の中でK嬢に、そういうものだと諭したのであった。

 お仕事が残っていた、あるいは追いつめられていたゆみやんとはここでお別れ。おやすみなさい~。ほんで、我々は肝試しゾーンに向かう。もう少しで世に名高い「あめっこ市」があって、道路沿いの木々にアメが無数に結びつけられている。デザートに一個いただく。手がベトベトになって大変なことになってしまう。ちょっと後悔。
 肝試しゾーンは、かなりいい。人は歩いていないのだが、どの店にも人の気配がするのだ。なんだか、妖怪の国にやってきたような感じだ。どこに入る気にもならずというかは入れそうな店も見つからず、国際通りの方に向かう。…と、なんとなく感じのいい飲み屋が角っこにある。「○磨」といったような気がする。少し逡巡の後、K君が中を覗いた。
 「…キティちゃんのぬいぐるみがドーンと置いてあります。」
 その報告に一気に意気消沈した我々はそのまま通り過ぎ、先ほど汽車(電車ではない。ディーゼル車だったのだ花輪線は)から降りてすぐに発見した「onepair」に向かう、と、明かりがついている。ここは小生が覗く。やっている。
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 「五人なんですけど…」
 と言うと、奥のテーブルのお二人が帰るところだったみたいで、すぐに席を空けてくれた。つーか、今四人だよ!と思いつつ訂正することもなく席に着き、一杯目に飲んだのは「007なんとかかんとかドライマティーニ」。普通のマティーニがないのだ。確か。で、間違えてトマトジュースの入ったカクテルを頼んだYちゃんと交換し、やはりショートカクテルはやばい、と思いつつその次にジントニックを飲んで、口をさっぱりとさせてから店を出る。
 でかいスクリーンに映画が放映されていて、『ポストマン(かなり売れなかった映画)』だったのだが、ポストマンだよねこの映画、と話しているとマスター(普通の感じのひげを立てた方)が、
 「ポストマンです!」
 とおっしゃり、でも彼からは席も遠くそれ以上話をすることもなかったのだが、思えば今回は地元の人(ゆみやんを除く)と接する機会があまりない旅なのであった。まあ、同じ秋田県民だから、あまり旅行者にも見えないのであろうが、まあ、いいのだ。

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 翌日、徒歩で大館駅まで行くつもりだったのだが、フロントの人に聞くと「40分かかります」とのことであったので、雨も降っていたし、タクシーで大館駅まで移動。さっそく花善へ行き、朝食とも昼食ともいえぬ食事をとる。
 花善の代表作は鶏飯(とりめし)。駅弁としての方がずっとか有名。でも、レストランに入りたかった小生は、何のかんの言ってチキンソテー定食を頼む。K君はどこに行ってもカレー。K嬢が「カニクリームコロッケも食べたーい」と騒ぎ(大げさに言うと)、都合、5人分の食事を頼む。女子の頼んだ鶏飯はやはり旨く、ぽろぽろの卵が小生は特に好き。ほんで、コロッケの中身はカニであるはずなのに、なぜかエビが入っているのをYちゃんが発見し、これもサービスかと一同納得。残さずきれいに食べ、腹が割れそうである。

 大館駅のホームには顔をはめて比内鶏になれる看板と、でかいきりたんぽが2本立っている。旅行者なので、一応撮影。4時間ひたすら電車に乗り、帰る。南下するにつれ、雪が増えていく。なんか変だと思いつつ、十文字駅に降り立つ。お迎えはご存じ、ゴルゴノボティーン!!帰る車中で話題になった、「さけのよ(鮭のことなのだがなぜか、のよ、をつける方言)」について聞いてみる。最初彼は分からなかったのだが、思い出すと、
「使う使う、よぐ使うよ。多分秋田県民の99.8%は使ってるな。オレの統計によると。ウハハハハハハ」
 とのことで、さすがノボティーンである。

 今回のまとめ。比内や最高!!親子丼食べに行きたい~。あと、国際通りは意外にさびれていない。大館の飲み屋は細々とでも生き続けているのだ。ほんでもっとディープなお店で飲みたい。コープのそばの「おしん」とか。

 さて、次回予告。多分、「仙台居酒屋放浪記(風俗は除く)」。  

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