水琴窟をご存じか。
底に穴を穿った甕を地中に埋め、そこに微量の水を流し込み、
落下する水滴が水面にぶつかる音を甕の中に反響させ、
それを味わうという全くもって風雅な建造物の一つだ。

15年ほど前、NHKにてそのようなものがあることを知り、
もう既にインターネット上での検索や通信販売が可能になっており(早いものだ…)、
水琴窟のCD(シングルだけど)なるものを購入したのであった。
その名も、「京都音風景 水琴窟の調べ ~癒しの音~」だ。
いわゆるヒーリングミュージックですな。

いまは、CDブックなるものが出ているようで、
suikin.jpg
おそらく音源は同じでしょう。

小生がもつCDのジャケット裏には、
「水琴窟とは 古の人々が楽しんだ音遊び 
 地中から響いてくる 水滴の音は
 人々を幽玄の世界へと誘う」
とあり、小生もかつて、誘われたわけです。
内部には水琴窟の詳細な解説があり、
曰く、滴水音(つまり「ポチャーン」という音)の間隔の余韻が
最も大切だ、とのことで、「間隔の余韻」というところに奥深さというか、
煙に巻かれている感を味わってしまう訳なのだが、
あくまで水琴窟肯定派であります。

それはそうと、身近なところに甕というものは結構あるもので、
よくあるのが軒下ではないのだが傘入れに使われている例。
近所や知り合いの家でいくつか見られます。
入れやすいしたっぷり入りますね。
あと、梅干しや野菜を漬け、貯蔵しておく容器としての甕。
傘を入れるのも、傘の容器だな。

これは雨の雫を受けるためのものですな。

kame02.jpg

結局のところ雨水は流れ出てしまうわけだが、
直接地面に落ちるよりは風情があるというものだ。

待機する甕。

kame01.jpg

同じような大きさの甕が打ち揃いて、出番を待っている。
実は中に何かが入っていたりする。

甕はダイナミックでいいですな。
壺はミステリアスな感じがします。
土器はドキドキします。
なぜ土器なのかというと、昨日遺跡発掘現場に見学に行ってきたのです。
発掘作業員の女性達が意外に若く、驚きました。
縄文中期の土器の破片と石器類がざくざく出ました。
驚きです。

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