たまに小生のことを気にかけてくれる、中学校の同期生であり、
現在は生家である料理屋の跡を継いだH君と飲みに出かけたのだ。
H君の店の換気扇排気口フードというのであろうか、
面白い仕掛けがありまして、こちらです。

katumi.jpg

「軒下in軒下」であるところも良いのだが、それ以上に、
可動式の蓋がついているところが良い。
この蓋、使わないとき(営業時間外)には閉めるようなのだが、
「なんでまた…」と質問したところ、
「蝿が入ってくる…」とのことで、
それは意外なところであったのでした。

ま、それはよいとして、小生はまだ営業中だったH君の店を訪れ、
ちょっとばかし飲んだ後に、H君と共に湯沢を目指したのだ。


行き先は既に決めていた、餃子の店、「ぱんだ屋」だ。
本来片仮名である言葉を平仮名にするのは、少なからず脱力感を生み出すもので、
店主の気持ちも表れているものと考えて間違いなかろう。

まずは…、の生ビールと餃子を頼む。
餃子は、注文が入ってから包んでくれる。
冷蔵庫からタネを出し、一度練ってから、皮に包む。
で、焼く。
これです。

panda01.jpg

餃子のある居酒屋は何だか嬉しい。
小生が愛する横手食い道楽本店にも餃子はある。
あんまし頼まないけど。

日頃大食漢な我々は、意外につまみはあんまり頼まなかったりする。
アボガド、という名に惹かれ、「アボガドとベーコントマト炙り」だったかの
名称のつまみを頼む。

panda02.jpg

あと、横手市の肉や、「たかゆう」で仕入れるらしい、
「メンチカツ」も依頼。
これは、H君に全て食べさせた。
目の前で、付け合わせのキャベツが刻まれるのを眺めるのは、
少なからず嬉しい。

H君と、地元の農産物の振興発展の話、酒造元の話をする。
小生が好きなのは何といっても湯沢の木村酒造だ。
「一水」をこよなく愛する。
最近、飲んでないけど。
で、店主に、冷やで飲める酒、と依頼。
出てきたのが、これらです。

panda03.jpg

どちらも、木村酒造の酒。
その名もズバリ、「福小町」と、「しおりの酒」。
夏子の酒か?

それはそうと、おいしくいただく。
生酒は、アルコール度数が高いから、嬉しい。

こんなときにもう一品ほしくなるとしたら、珍味系統だ。
すると、店主が「ちょうどいいのありますよ~」というようなことを言い、
それはタラコの和え物だというので、迷わず依頼。

panda04.jpg

目視できるのは葱くらいなのだが、
いろいろ手を加えているそうで、少し甘みのある冷や酒にはピッタリである。

湯沢市にかつてあった「大丈」というデパートの大食堂の話で、
実に盛り上がった。
そのことを思い出していたら、昨夜、夢に見ました。
廃墟になっているという寂しいものであったけど。

小生は大丈で、「ピッツァハンバーグ」がお気に入りでした。
ハンバーグの上に、チーズがとろりと溶けて乗っている。
唾液の洪水です。
たまに食べるから、おいしかったというのもあるのだろうけど。

今でも覚えているのは、超合金のおもちゃ「ボルテス5」の5体合体するのの
脚部を遂に買ってもらい、「これで全部揃った」と小躍りする気持ちで、
大食堂で昼食をとったことであります。
小学校に入ったばかりの年でありました。
人生のおそらく半分以上が過ぎ、あとはそれほどワクワクすることも
ないかも知れないこれから先、どう過ごすかといえば、
バイクの免許を取りたい。

さて、話は戻り、湯沢市にも魚民が進出し、
どんなもんだべ、と、打ち揃いて突撃。

uotami00.jpg

魚民は、大体において、駅の目の前だ。
店に入ると、人手が足りないのか、少し待たされる。

で、部屋に通されました。
完全なる個室です。
H君は、スポーツドリンクみたいなので割った酒、
小生は赤ワイン(届いたら冷え冷えで、寒くなった)。
つまみは、「酢モツ」ともう一つ何かでした。

uotami01.jpg

それにしても…、と思うのは、近頃のチェーン居酒屋は
個室感が強すぎないだろうか、ということなのです。
閉鎖された空間に、『うる星やつら』の面堂終太郎のように、
「暗いよ~狭いよ~怖いよ~」と泣き叫ぶ者はおらぬのであろうか。

いや、そんなことよりも、何といっても、他の客の存在が
ほぼ消されていることに、危機感を感じるのだ。
他者とのコミュニケーションを減少させてしまうことは、
個人化の突出につながり、何でもかんでも他者を排除する、
あるいは、無意識のうちに他者を避けてしまうような、
そういう風潮を生み出してしまわないかと危惧するのだ。

居酒屋は、人とかかわる場でもあるのだ。
そう考えると、個室化が進むチェーン居酒屋は、
引きこもり的な、内々で完結する酒飲みを作り出してしまうのだ。
世のためにならないのだ。

チェーン居酒屋よ、壁を取っ払おう!!
人々が交わる場を作り出そうではないか!!

…ま、選ぶ人にはいろいろ考えがあるでしょうけど。

uotami02.jpg

ちなみに、赤丸したところの「席料」ってなんだ!?
一人105円のようだ。
こんなところに閉じこめておいて、金まで取るのか!! 
ドン!!(憤慨のあまり、机を叩いた音)


…やや熱くなってしまった魚民の後に、名店「ポケット」に遂にH君と行き、
いろいろ飲んで、いろいろCDをかけて貰って実に楽しい時を過ごし(ここは、いつも楽しい)、
仕上げに「味王」に行ったわけです。
ここでアルコールを頼んだかは定かではない。

ただし、お互いが頼んだものは覚えている。
小生が味噌ラーメン、H君が味噌ラーメン大盛りだ。
ラーメンができるまで、何をしていたかは定かではない。
ただ、トイレに行ったのだ。
戻る途中、思ったのだ。
「僕、誰と飲んでいるんだっけ?」
そういう状態になった自分に驚愕し、必死に考え、その結果H君であると思いだし、
ホッとして席に戻って、平静を装いながら、H君には大変に申し訳ない気持ちで
一杯でありました。

そういえば、たまにあったような気がする。
酔いが回ってくると、目の前にいる人が誰だか定かでなることが。
相手の顔が別の人の顔に見えてくるときもあります。
名付けて、「定かでなくなる症候群」。
みなさんも気をつけましょう。

さて、帰宅してからのことだ。
何を血迷ったのか、小生、コンビニに寄り、いろいろ買っていた。
「焼きそばバゴーン大盛り」だ。スープも付いててお得。
帰宅してからそれを食し、残りご飯も食べ、挙げ句の果てに
スナック菓子まで食べ、何だか面倒くさくていいやと思い、
歯を磨かずに寝たという酷い結末。
これだから酒飲みはやめられませぬな。イヒヒ。

H君、お世話様でありました。また行こう。
君が誰だか、忘れないから。

コメント

小生などと言っていると某先生のように全てから切り捨てられてしまうかもしれませんよ。身の丈にあった生き方をして、人に迷惑をかけないようにした方が敵が増えないと思います。まだそういう事は判らないと思いますので老婆心で言いました。
ご忠告に感謝いたします。
でもまぁ、敵とか、どうしても仲良くなれない人、自分のことをきっと嫌いだろうなぁと思う人は
必ずいるだろうと思っています。
人に迷惑をかけない、というのはもちろん気をつけたいものです。

コメントの投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://nokishita08.blog50.fc2.com/tb.php/223-c8a2a76b