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行ってきたとです、長崎旅行。お友達と3人で行ってきたとです。その目的は、Kくんのルーツをたどること。つーか、長崎が実家であるKくんが帰省するのについていっただけなんだけどね。

 「長崎ではじめに口にする食物を何にするか」
 我々は大いに悩んだ。
 多種多様な意見が出たのだが(5案ぐらい。あんまり知らないから)、空港でカレーを食べるという全くナンセンスな意見も飛び出したのだが、結局「新地」という中華街でチャンポンと皿うどんを食べることに。ホテルにチェックインした我々は新地へ向かう。

 中華街と言っても横浜のそれと比べるとけっこう新しめ。おみやげやさんで、ブルース・リーが着ていた黄色に黒ラインのジャンプスーツに目を奪われる。「これ着て体育の授業やったらかなりかっこいい」と思ったが、買うまでは至らず。同じデザインのネグリジェ風の服があってびびる。
 さて、我々が選んだ店は桃華楼という店(確か)。選んだ理由は特になし。
 小生とKくんはチャンポン(並)を、もう一人のK嬢は皿うどんを頼む。この皿うどんが最高にうまかった。初期・中期・後期・末期と、それぞれのしなびれぐあいの揚げ細麺を楽しむことができるのだ。ソースをかけるとまた違う味になり(当たり前か)、かなり楽しむことができたのだ。小生は、後期のそろそろ終わりの見えてきたお皿に、テーブルに届けられたときの華々しさの跡形もない、カオスといったらよいのだろうか、すべてが入り交じっている様子に心を奪われた。舌も。

   翌日、Kくんの実家のある佐世保へ向かう。
 佐世保は米軍の基地がある町。1968年に原子力空母エンタープライズが入港しようとして、3万人のデモ隊が押し寄せたのだ。ほんで、米兵向けの店というかアメリカナイズドされた店が多く、つまり、ハンバーガー発祥の地だそうだ。
 話はそれるが、長崎市内を歩いていると、「○○発祥の地」という碑がむしょうに目につく。欧米の文化の入り口であったからなのだと考えて納得しよう。そうそう、長崎でも納豆を食いました。豆の粒が大きい。
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最初に入った店が(最初で最後になった)、白十字パーラーという店。名物は「チャレンジパフェ(たしか)」。ビールの大ジョッキに山盛りのクリームパフェなのだ。当然一人で食べるつもりもなく、Kくんに「一緒に食べようね」と言ってから注文する。
 しかし、二人がかりでもしゃれにならないほどきつかったのだ。何でかというと、パフェの他に、トルコライスというしろもんを食べたくて、それはスパゲッティとピラフとトンカツが一皿に盛ってある食物でかなりボリュームがあり、それを食べてからだったわけで、さらにその2時間前に長崎駅の駅ビルで皿うどんを食べていたわけで、胃はそれほどチャレンジパフェを欲していなかったのだ。
 それほどというか、全然。
 しかし、それでも食べようとするのが旅行者の哀しい性。がんばって食べた。食べたという事実を得るためだけに食べた。アイスクリームがげんこつの大きさぐらい入っていた。一番下のフルーツの層はぬるかった。ガンバッタ。

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さて、この店で面白いものを発見。それが写真のものなのだが、一般に「音姫様」と呼ばれる女性がトイレで用を足すときに使用する音消し器を使うようにという通達が女子便所にあったというのだ。K嬢によると。
 デジカメを持たせて再び便所へ潜入させ、撮影に成功する。赤字で書いてあるというのが面白かっただけなのだが。


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その晩飲み屋で「ヤマイモステーキ」に遭遇する。お好み焼き小麦粉と具抜きといったしろもんで、しかしその割に非常にうまかったのだ。もんじゃにちょっと似ているなあ。
 すり下ろしたヤマイモに何か下味をつけるのかは不明だが、しかしマヨネーズをちょっとつけて、半熟の卵の黄身もちょっとなすりつけたりして食すとそれはもう口の中がパラダイス。下がちょっと焦げているのがまたよい。

 話は前後するのだが、長崎の飲み屋街「思案橋」は、横手市の中央町を100倍ぐらいにしたような、路地があちこち入り組んでいる飲み屋街で、迷子になりそうなくらいで、いや、実際に酔っぱらいすぎてどこにいるか分からなくて歩いてホテルに帰れなくなりタクシーに頼ったぐらいなのだが、猫の集会場があったりしてとてもいいところだ。長崎に住みたい。
 滞在中、二晩とも大いに飲み、語り、笑い、どっかのえらい人にビールをおごってもらい(二晩とも)、常に日中お昼までは二日酔いの旅行でありました。
 いろいろなことがあった思案橋の夜。また行きたいのう、桃若。豆腐を食べたい。

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最終日は観光をしつつ路上観察を挙行。素敵というか、興味深い軒下を多数発見。それと同時に送水口もたくさんあったのだ。長崎って東京と違って高層ビルだけの町がないから、混在しているのであったのだ。
 一応、送水口倶楽部の会員なので、ここに掲載。プレートが普通と違って下の方にはられているのが特徴であろうか。

 さて、今回の観光で感銘を受けたのは、大浦天主堂と26聖人殉教の地(聖フィリッポ教会を含む)であります。
 大浦天主堂は建築として素晴らしい。聖なるものが宿っている。2日続けて見学したのだ。
 そして、聖フィリッポ教会なのだが、ガウディの設計による教会がイタリアにありますよねえ。あれにちょっと似ている教会。2本並んでそびえる塔が象徴的。

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近づいてみて驚いたのが塔の飾り付けなのだ。
 きれいなタイルをあちこちにはっているのかと思いきや、なんと廃物利用。茶碗や皿のかけら、おちょこなどをあちこちにはりつけているのだ。和風な、日本語が書いてある皿もはってあったりして、なんというか非常に興味深い。建築時のことを知りたいと思う。

 この撮影後小生は坂をそのまま登っていった。予想はしていたが激しい階段の連続。しかし、そのがんばりの甲斐あり、さらに多数軒下を発見。民家の軒下その21をごらんあれ。坂の途中にも猫はいたのだ。

 台風におびやかされつつ向かった長崎。暖かい人たちの町でありました。ありがとう長崎、ありがとう桃若のおやじさん、ありがとう水母たちよ。

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