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お盆といえば、とことん山のプロレスなのである。タダなのである。野外なのである。そして、昨年に引き続き、今年も『プロレスリング NOAH(ノア)』がやってきたのだった。そして小生はプロレス仲間と観戦に行ったのだった。

 ノア といえば、ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、全日本プロレスから離脱した選手達が昨年旗揚げした新団体。新団体だが、その存在はすでに新日本と対を張るメジャー団体。このごろ最もプロレスらしいプロレスをする団体と小生は感じているのだ。そして、小生はこのごろ大好きなのだ。
 さて、どんな選手がいるかといえば、社長の三沢光晴、冷徹な秋山準、もとお相撲さんの田上明、あと怪我療養中だけど小橋健太その他であります。ラッシャー木村とかも還暦を迎えましたが、力道山の息子の百田やつばを吐くのが得意技の永源遙とかと楽しそうにやっておりました。

 さて、試合の方(最近、「ほう」とつけてしゃべる若者が多いのだが、どうか)は、お客さんの方もみんな十分に楽しんでいて、小生も焼き鳥の方と生ビールの方をいただいて大いに満喫したわけでありますが、心に残った点の方をいくつか。ほんで試合以外にも、見どころがあったら~(新潟弁風)。

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○空中にいる方が長い
   とにかく飛んで回りまくる丸藤正道という選手。線は細いがハンサム。女性からの応援が多いです。男性の小生としても、テクニシャンが好きなので、応援してしまいます。特筆すべきは、彼のミサイルキック。普通、ミサイルキックって、コーナーポストの上から敵への最短距離を飛んでいくもんなんだけど(図の赤線のとこ)、丸藤選手は違う!彼は上に飛び上がってから落ちていくんですねえ(図の青線のとこ)。だから、滞空時間がとても長えんです。みんなびっくりです。
 さらに、初代タイガーマスクがよくやっていた「くるくるレッグシザース(相手のそばで2回転ぐらいして足ではさんで倒す)」を応用したような、相手のそばを4回ぐらい回って入るエビ固めができるんです。つーか、丸藤選手のオリジナルだと思うのですが、これも素晴らしい。口で説明のしようがないので、ノアのテレビ中継を見てください。こればっかりは。

○ごろごろ多聞
 自衛隊でアマレスをやっていた本田多聞選手。将校(と今も言うのかな)だっただけあって、自分のことを「私」と言う。プロレスラーらしくなくていい。
 この選手はタッグマッチに出ていたのだが、フィニッシュ技がスゴカッタ。
 正面から首を絞める「フロントネックロック」という技で「ノー・フィアー!!」の浅子選手からギブアップを奪ったのだが、技への入り方が驚き。だって、相手の首を脇にはさんで倒れて一緒に3回ぐらいマットの上でのたうつようにごろごろしてたら、相手がギブアップしたんだもん。みんないろいろ新しいというか、面白いことしようとしてるのね。ちょっとうけました。多聞選手、またやってください。

○頭が吹っ飛ぶ!
 みなさんもご存じの三沢光晴選手。ノアの社長であります。全日本プロレスの時はエースでしたが、ノアになってからは、秋山準選手にタイトルマッチで負けて、今はあんまりエースではありません。
 得意技は、「三沢のエルボー」。右や左の肘で相手の顔や頭をガンガン打ちます。
 テレビで見て、「あぁ」という感じだったのですが、生で見たらスゴカッタ。
 だってね、三沢選手にエルボーやられると、頭が前あったところから頭がなくなっているのですよ。瞬間移動しちゃうんです。テレポートするかのように。いや、ちょっとやられっぷりがいいだけなのかもしれないんだけど、みんな足がフラフラになっちゃって心配なくらいなのです。猪木のビンタよりやられたくないな、これは。

○酔っぱらい万歳
 え~、そばに酔っぱらいがいました。試合が始まる前からけっこうビールを飲んでいたようで、それでも試合中に何度もビールを買いに足場の悪いところ(スキー場の斜面、さらに湿地帯もあった)を行ったり来たりしています。
 酔っぱらっているので、歩きながらコップに入った生ビールをこぼします。歩く途中の人たちにそれがかかって、かなり迷惑。それでも試合にはけっこう集中していて、かなりナイスなヤジを飛ばします。
 「みさわー、おまえはにほんのたからだー」
 「あさこー、おまえはちょっとよわいんだから×××だよー」
 「あきやまーいけーあきやまーいけーあきやまー」
と、かなり秋山派です。さらに三沢軍(『WAVE』というチーム名である)を応援する若者達に「うるせえ!」と叫び、彼らと一触即発の状態にもなったりします。
 さて、ビールの話なんだけど、あとの方で彼が買ってきたときのこと。あちこちにビールをこぼしながら(かけながら)千鳥足で席に戻る彼(シマシマの長袖Tシャツ)。やっと自分のとこに戻ったと思ったら、足を滑らせステンと尻餅。と同時にビールをひっくり返して自分のTシャツに飲ませたのでした。周囲のお客さん、バカウケ。
 もう、あきらめるだろうなと思いきや、数分後彼(キャップを後ろ向きにかぶっていて少年の心をまだ忘れていなさそう)は再びビールを買いに席を立つ。
 「また行くのかよー」という周囲の非難の声にもめげず(聞こえない)彼は行く、ビールを買いに。みんな、彼(尻はドロドロ)のことが気になって試合に集中できなかった(はず)。
 数分後戻ってきた彼(40歳ぐらい)は懲りることなく他のお客さんにビールをかけながら(みんな地べたにすわっているから)席に戻っていく。途中かなりピンチもあったが、なんとかかんとか自分の席に座り、周囲のお客さんから暖かい拍手が起こった。もう、みんな試合そっちのけ。あぁ、酔っぱらい万歳。いいもん見せてもらったよ。

○皆瀬村万歳
 プロレスの興行を呼ぶのにいったいどのくらいお金がかかるのだろうか。しかも、お金取らないから、全部皆瀬村で払ってくれているんだよな。
 小生の予想としては、500万円ぐらい。いや、そんくらいじゃ足りなさそうだなあ。だって、選手フル出場で、全7試合ですよ。普通の興行と一緒じゃん。
 あぁ、皆瀬村ってなんて素晴らしい村だろう。来年も再来年もずっとずっとプロレス呼んでくださいね。皆瀬村万歳!
 

コメント

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 転載は自粛しときますが、お薦めは許可なきママで御免なさい  
 私も、観戦を楽しんでいた者です
素晴らしいひとときでありましたよね。
転載、どうぞどうぞなさってください。
三沢よ、いつまでも、であります。

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