かつて、東京読売ジャイアンツにはスタルヒンという外国人投手がいたという。
で、その奥様が、滝沢食堂がある雄物川町の出身で、スタルヒンの遺骨は雄物川町のお墓に納められたという。
その縁で、かどうかは断言はできぬが、この滝沢食堂、<スタルヒン焼きそば>というメニューを擁している。
焼きそばの上に目玉焼きとソーセージが乗り、青海苔がかかっているそうだ。
説明に曰く、「目玉焼きはボール、ソーセージはバット(やや卑猥か)、青海苔は芝生を表しています」
とのことで、多分にこじつけ感は免れないわけであるが、まぁ誰が思いついたのかは分からぬが、
そういうメニューがあるわけです。
おうちでも作れますな、スタルヒン焼きそば。
名物と成るや否や。

takisawa01.jpg
この滝沢食堂、小生、約10年ぶりの再訪であります。
前回訪れたときは、昭和の匂いが強く漂う薄暗い昔ながらの食堂であったのだが、何年か前に改築したらしく、
実に明るい健康的な(前が不健康的であったということではない)広々とした食堂となっている。
ちなみに前回は焼きそばを食べた。味は忘れた。
特筆すべきは入り口が二つあることだ。道路側と駐車場側。
そんなに特筆ではないな。大袈裟癖が出てしまいました。てへっ。

それはそうと、店に入るとオープンな厨房が丸見え。
客席の面積と同じくらいの広さがある。そういう店って、何だか良いです。
大きいテーブルが二つ。それぞれ10人は席につける。丸椅子がたくさんあります。
小上がりも二つ。
それぞれの席には、焼きそばをたまにすすりながら漫画雑誌に没頭する男性が一人ずつ。
二人とも、小生が食べ終わってもまだ没頭していました。

takisawa02.jpg
厨房には、中年という域を超えた女性が二人いる。
小生が注文後、店主らしい中年という域を超えている男性が登場、調理を始める。
5分もかからぬうちに運ばれてくる。
店内の観察すら充分ではないというのに。

これだ。

takisawa03.jpg
<中華そば(ラーメン)> 500円
※実際に↑このように表記。ある意味ユニーク。

なんだか麺がたっぷり入っている。
院内の「久米食堂」で使われている麺によく似た、灰色がかった麺である。
具はなんと7種類(小生のスタンダードとする数は5)。
中心にネギ。海苔。ワカメ。メンマ。メンマは味付けしてあるの既製品のようだ。
食べ終わる頃、赤唐辛子の破片が浮いているのを見付けた。
そしてナルト、お麩、チャーシュー。
このチャーシュー、まるでハムのようであった。実にユニークな味わい。
配列はネギを中心としたランダム型とでもいおうか。
お麩はスープを吸って独特の味わいになるから、入っていると嬉しい。

それにしても、麺をすすってもすすってもなかなか減らない。
普通盛りでこうなのだから、大盛りにした日には大変であろう。
いや、食べたい人にはよいのであろう。

それにしても、店内が静かだ。
BGMの類はなく、テレビもラジオもなく、厨房も静かで、聞こえる音といえば、
小瓶のジュースとジンジャーエールが満載の冷蔵庫のたてるモーター音くらい。
嫌が追うにも、食べることにお客さんは集中することであろう。

小生の後に入ってきたお客さんが、「冷やし中華終わりました?」と確認し、味噌ラーメンを注文していた。
ジャーという音が聞こえてきたので厨房を伺うと、女性が野菜を炒めているようであったのだが、
でかい中華鍋の中をしゃもじ、しかも小さいヤツでかき回している。
なかなか炒まらず、小生が帰る頃にもまだ炒めていたのであった。

まとめ。滝沢食堂は焼きそばで有名でありますが、中華そばも、良い。量が多い。

コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://nokishita08.blog50.fc2.com/tb.php/141-e0e65b9d