日本人は標語が好きだ。
5-7-5のリズムに乗せてどこまでもいくのだ。

加茂青砂集落を訪れた後、男鹿市の中心部を通過せんとしたとき、
あまりにナイスな看板というかゲートだ。

hyougo01.jpg

見えづらいので拡大してみよう。

hyougo02.jpg
「信号むし あなたの人生行きどまり」
暗い雰囲気がにじみ出てきます。しかも、「むし」となぜ平仮名か。
たかが信号無視、と思っているドライバーは95%にのぼるのではないか。

hyougo03.jpg
「見てるだろう 止まるだろう 人に頼るな 自分の安全」
言っているとおりなのだが、注意喚起としてはその通りなのだが、
ここに書かれている標語の中で最もまともに思えるのだが、
面白みがないのがかえってこの標語を浮かせてしまっている。
事故を起こしてしまったらその責任の幾割かは自らに帰趨すると、
そういいたいのでありましょう。
世の中、正論ばかりだと、正直キツい。

hyougo04.jpg
「お父さんは 安全運転の4番打者」
最高です。
運転者のやる気を引き出すナイス標語。
4番打者といえば王貞治。
ボンカレーの宣伝を想起させるわけですよ。
あぁ、甲子園でホームランかっ飛ばしてみたい。
もちろん満塁で。
ワーワー歓声を浴びてみたいものです。

車の運転で歓声を浴びるなんてことは普通に考えてある訳じゃないので、
結局のところ自己満足ですな。
やった、今の運転はホームランだ!!
と思える瞬間はあるわけなく、
あー、危なかった…
とピンチを迎える方が圧倒的に多いわけだ。
ですから、運転という行為は決してやったから誉められるようなことが
起こるわけではなく、どちらかといえば「それはいかん」と
誉められぬことの方が起こりうる。

そうそう、ここ数年で気になるのが、
左折しようとして減速した車を後続の車が待てなくって、
追い越ししていこうと対向車線にはみ出す運転の仕方。
まったく困ったもんです。
それによって重大な事故でも起きない限り、
世の中は動かないのであろうなと半ば諦めている次第。

車の運転というのは、本人の意識の高さによるものであるから、
あとは最低限のルール上に成り立ち、
運転者同士の思いやりがあるかどうかで…(あと略)、
あぁもう嫌になりますな。
自分ばかりがいい子になろうとも思わぬが、
まぁ何とかしたいのう。

次回予告 「今年も干し柿の季節がやってきた」
<<前のページ >>次のページ