<前回のまでの放浪>
3軒目の写真屋が飲み屋になった店で,店主の毒舌っぷりを堪能し,
タコさんウィンナーに心打たれました。
酒場は人なり,であります。
大して飲んでいません。
まだまだ行けます。
道路渡って〆の店だ!!


さてさて,間が空いてしまいました。
写真屋が飲み屋になったところから道路を渡り,
向かいにある,世に名高いバー,「pocket」ですよ。

pocket logo

既に席を予約済みで,
4人がカウンターに並ぶのはちょっとばかし気がひけるのだが,
無理をきいてもらいました。
Kマスターの定位置前であります。

で,もう,かなり時も経ちましたし,
何を喋っていたかだけを記録いたします。

1については,もう,かなり攻められました。
1杯目はマンハッタンと決めている小生にとって,
なんでかダメージ大な話題でした…。

1 マンハッタンは「タ」を言わない

2 ベージュの話
  ※この日,全身ベージュだった小生に,K嬢が「似合わない」と
   断言。ま,そうだろうけどさ。

3 「コリンズ」祭り 砂糖が入るのだ
  ※K嬢がトムコリンズの次に,ジョンコリンズという酒を頼んだ。
   「フィルコリンズに乾杯」と言って飲んでいた。
   Kマスターがフィルコリンズをかけてくれた。

4 「セレサンブロ」みたいな名前のカクテル
  ※Yちゃんが頼んだ飲み物。名称は,おそらく違う。

5 ジンが1年間,喉に残っていた話
※K嬢が何かのときにジンをそのまま(つまり,生で)飲み,
   その後,1年間くらいジンが喉に残っていたという
   途方もない話。



…だいたいK嬢の話だ。
K君は,右端に座り,我々の馬鹿話に関わらず,
Kマスターに落ち着いて接し,静かに飲んでいたのだった…。
そして小生,マンハッタン話にあてられ,オレンジビアーという,
要するにビールとオレンジジュースを混ぜたもの,
で終了となり,なんだか早い時間の解散となったのだった。
というか,みんなで一緒に代行で帰ったのだった。

2時3時まで飲む若々しさが無くなってしまったのう…。




という訳で,長い放浪記になってしまいました。
お付き合い下さった読者諸氏紳士淑女の皆様,
ありがとうございました。
これからも,放浪に励みます。
(あくまで師は太田和彦。吉田某という人ではないです)






<前回のまでの放浪>
2軒目の「カフェラウンジ17」は,お洒落な空間です。
蒸籠料理を味わいつつ炸裂したK嬢の八戸話。
喋っているうちに八戸弁が止まらなくなり,そのまま3軒目の餃子居酒屋を目指すも…





全く関係ない話をちょっとばかし。

たまに見る,2ch的なサイトで,あーだこーだと言い合っていて,
そういう遣り取りの中で,相手を言いくるめたと思われるときに
「はい論破」
と宣言する表現があり,なんというか,得も言われぬ感じになり…。
この論破という言葉を普段から使う人が
いるのかと思うと,なんというか,不思議な気分です。





ま,それはそうと,餃子居酒屋を目指し,我々は,
この堰はあーだこーだと,水路を評価しながらズンズン歩き,
店に行ってみますと4人は入れず残念。

で,かねてから目を付けていた写真屋が蕎麦屋というか飲み屋になったところに向かう。

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こんな感じの入り口で,手書きで,心がこもっておる。
結論から申すと,ここの店主,客への応対は乱暴な口調ではあるが,
人への愛がこもっておる,と小生は思います。
だから,料理(というか手軽なつまみ)も,手が込んでいる。
ささっと仕上がる。

で,張り紙の2ヶ所に顔文字があって,可愛らしい。

2017yuzawa horo20

…なんというか,微笑ましい。
あの,一見気難しそうな店主(その実人好き)が,と思うと,
実に微笑ましい。


軽く憮然とした表情の店主(その実嬉しそう)に我々は迎えられ,
飲み物を頼もうとすると,「こっち」と言われ,
厨房内の冷蔵庫がオープン。
缶ビールやら缶酎ハイやらがギュウギュウに詰まっておる。
小生以外の3人は缶酎ハイを選択し,
小生は酒を冷やで頼む。
ホントはワンカップがよかったのだが,なかったようだった。

で,乾杯。
さっそく店主に「遠くから来たんだろう」というようなことを問われ,
それを軽く否定し,隣町から,というと驚かれる。
で,あーだこーだと話を聞きながら,
小生,ここを凝視。

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「缶詰」が「缶詰め」と書かれているのが特徴的でありますな。
「缶詰め」といったら,名詞でなく,動詞になってしまうなぁ。

で,四角い,秋刀魚缶を選択したのだ。

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突き出しというか,お通し的なイメージ(なんのこっちゃ)のスパゲッティサラダ。
店主は,何だかんだと言いながらも,客が来るのを楽しみに待っているに違いない。
だから,ちゃんとお通しも作っておくのだよ。
半熟ゆで卵も作っておくのだよ。

K嬢は,数あるメニュー(壁に貼ってある。コメント多数)から,
まずは豚キムチをオーダー。
「そんなもの頼むんじゃない」というようなことを店主は言いつつも,
すかさず調理して,すかさず出てくる。
みんなで突っつく。
玉葱が入っていて,美味しい。
ここ,食い物は美味しいですよ,と今更ながら認識。

さらにK嬢,「納豆だけ食いたい。納豆あるでしょう」と店主にごり押し。
店主は,はじめ,「ない」というようなことを言っていたが,
K嬢に「トッピングであるでしょう」と追いつめられ,
渋々,冷蔵庫から取り出して,何かやってから小鉢を持ってきた。
挽き割り納豆であった。
刻みネギと一緒にかき混ぜられていた。

あれこれ話しているうちに,「今日はだし巻き卵はできない」と店主が言う。
なんでかというと,出汁が届かなかったから,とのこと。
出汁って届けられるものなの?一体誰が持ってくるの?
と,一同 「はてな」であります。
ま,食材屋とかいろいろあるのでしょうな。


で,話はあちこちに飛びまくった挙げ句,
かまくら祭りですとか犬っこまつりですとか,うどんエキスポですとか,
そういう,市と観光協会商工会議所が手と手を取り合って開催する
イベントの来場者数の話になり,店主は,「あれは主催者が前もって決めておくのだ」
というようなことを主張し,そこからまた話が膨らみ,
「うどんエキスポのときは,うちは全く関係ないのにチケット持ってきて
それを使って食べようとした人がいて困った」というような話や,
「イベント終了後に残ったうどんを引き取ってくれないかとトラックをつけた
出店者がいて」というような話を聞かされ,
おそらく,文句を言いながらもこの店主は温かく応対したのではないかと,
小生は思います。

最後に注文したのはこれでした。
タコの足は8本でありますが,ウィンナーは決して8本足にはできない。
それが店主の主張でありました。

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提供されたこの皿を見て一同,驚愕。
せいぜい,たこさんウィンナーが転がっている料理であろうと思いきや,
さにあらず。
なんとなんと,地面があったのだよ。
タコの下に。
この半熟っぷりもなかなか堂に入ったもので,
軽く振りかけられた青のりもなかなかの風情を醸しだし,
やっぱり店主は「お客LOVE」なのね,と再認識した次第。


小1時間滞在し,3品と缶詰と酒とで,合わせて2,050円。
店主が「ええぃ,2000円でいい!!」と,
これを言うために端数付けたのかと言いたくなるような額で,
一同感謝しつつ店を後にしたのだ。

まず,何を頼んでも,一言評価があって,提供される。
そういうスタイルの店です。
もしかしたら,ホントに嫌いな客だったら,何も出さないかもね,この店主。
カレーライス食べたかった。





さぁ,本日の仕上げに,行くぞポケット!!
道路渡って真向かいだ!!






<前回のまでの放浪>
久しぶりに集った居酒屋放浪メンバー(“酒場放浪”ではないのだ!!)の我々は,
1軒目の「河童の川太郎」を大いに満喫し,次の店に向かって放浪するのであった。



というわけで,滅多にメンバーが訪れないこの地を案内するつもりで
あちらこちらと巡って歩くも,
店を見るたびにK嬢が「行きたい行きたい」と言うもので,
あまり店のことは喋らないように心がけ,
次の店,「17」を目指す。

近年,湯沢市サンロードにオープンした,気鋭の店でありますが,
実のところ,居酒屋ではなくて,お洒落な蒸し物屋 という感じ。
焼売が売り,の店です。

外には,「湯沢しゃぶ」という幟が何本も翻っておる。
「しゃぶ」といったら…,シャブでしょう…。


幸い,席は結構空いていて,すぐに座れました。
店主がお洒落。

で,メニューを見たK嬢にすかさず激しく突っ込まれる。

「シュウマイ,1種類しかないじゃん!!」

全く反論できず,それを一つと肉の蒸し物やらを注文。
あと,赤ワインを1本(4人ですぐに飲み干した)。

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「ワインにはあまり合わないと思いますが…」と店主が持ってきた
漬け物盛り合わせ。
つまみながら,確かに合わないと一同うなずき合う。
特に,黄色みを帯びた大根は特に合わない。
「ミスマッチ」という言葉があるが,あれは「合わない感」を楽しむものであり,
明らかに合わないものは,なんというか,楽しめないものだと
当たり前のことながら実感だ。

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そして,これが問題の幟だ。
赤い旗が見えますね?
コミュニズムとは関係ないです。
赤地に白抜きといったら中華料理屋かラーメン屋かといった感がありますが,
これは,とにかく目立たせたい,と。
そういう意図でありましょう。

で,何の話かというと,どこに行っても幟だらけで,
林立しすぎていると,全てが,お互いを消し合い,
大切なものが伝わってこなくなる,と。
あと,品がないとも言えますな。
特に,こういったお洒落なお店なら尚更だ。

敢えて,このような取り組みをしておるのかも知れぬが,
「周知」という目的を考えたとき,当たり前すぎる行為は,
いかがなもんでしょうね,ということを話したんだったなきっと。

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豚ロース肉とバラ肉の蒸し物です。
コルクのお盆が秀逸。
あと,蒸籠の中に敷かれたキャベツが旨い。
高温の蒸気で(といっても100℃くらいでしょうけど)一気に蒸し上げるのだろうな。

つけだれは,フツーにポン酢とごまだれです。

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これが!! 唯一あった焼売だ!!
トマトとモッツァレラチーズの入ったという,変わり種だ。

結構旨かったのだこれが。
奇を衒ったものというのは,「うん…,まぁ…」という反応を
生み出してしまうものだが,これは,成功例ですな。
ちゃんと,ワインに合う食べ物です。



この後,K嬢が仕事で新潟に行って,さらに,別の機会に
K君といっしょに村上市に行った話になり,
その後,住宅メーカーのモデルハウスを見に行きながら八戸で飲んだ話となり,
今回最大の盛り上がりを見せる。
福岡以来だな。

要点を申しますと,
・前に八戸に行ったときに,入りたかったのだけど,ちょっと怖くて入れなかった店があった。
・店の名前は,平仮名3文字で,おそらく,女将さんの名前だ。
・住宅メーカーの営業マンというかウーマンが店を予約してくれていた。
・店に入ったら,店主(60~70歳くらいの女性というか女傑だな)が,
 営業ウーマン(たぶんのその日初対面)に「お~い,花子(勝手に名前付けたらしい),
 ビール持っちこい!!!!」と既に店員扱いする女将さんに驚愕した。
・K嬢の,もの真似が凄い(八戸弁と福島弁と茨城弁のミックスに聞こえる)
・「豆腐を食いたい」と言ったら女将さんが魚屋に電話して持ってこさせた。
・女将さんは,仙台に彼氏がいるらしい。それも20歳くらい下の。
 月イチで彼氏のところに行っていたらしいが,先日,部屋に行ったら他の女性がいた。
・とにかく凄かった。

とのことで,ここからK嬢は店を出てからもずっと八戸弁で,
我々を閉口させたのであった…。


ふだんこういう所に来慣れていない我々は,
そろそろ行くべぇかとお会計を済ませて,次に向かう。
焼売を少ししか食べられなかったから,
さっき覗いた餃子居酒屋に行ってみようかと前進。

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こういううら悲しいアーケードでがんばっている店なのだ。
がんばっている店には,ちゃんと人は来ますな。
でも,赤い幟は,どうでしょう。
時は来た!!

2017yuzawa horo01

といったら,故 橋本真也でありますが,
誕生日,「ニクの日」のナンバーの車にて
颯爽と登場したK君とK穣と,Yちゃんと小生という,
オリジナルメンバーでの居酒屋放浪が,おそらく,6年ぶりくらいに(かなり適当)
実現したのでありますよ!!
出だしは取り敢えず大興奮ですが,
追々そのテンションは下がっていくやもしれぬ。


今回の放浪に行かんとするきっかけはズバリ,
メンバーに,家を新しくする,という状況が生じ,
勢いを付けるべぇ,決起するべぇ!!
というよく分からない景気づけというのが
取って付けたような目的だったような気がする。
まぁ,湯沢で飲みたかった訳ですよ。

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目指すは,名店,「河童の川太郎」。
小生の御尊父も若かりし日に飲みに行っていたという,
歴史のある,飲み屋であります。

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万事において抜かりのない小生としましては,
席の予約をいたしておりました。
店に入りますと,小上がり,というよりも座敷だな。
案内された席には,既に2種の突き出しがセットされておった。

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突き出しというよりも,一品料理だな,こりゃ。

さっそく生ビールを注文し,本日も愉しく飲もうと誓い,
乾杯。
さっそく,突き出しに取りかかる。

突き出しを見て,K穣の本日の名言その1。

「これ食ったら日本酒だね。ウェッ」

ウェッというのがよく分からぬ。



さて,この筍の煮たヤツは,粉山椒がかかっておりました。
これが,秀逸!!
意外に合うのね,と,一同うなずき合う。
うなずくといえば,「うなずきマーチ」という曲があって,
80年代の漫才ブームの折,
コンビのあまり存在感のない方の3人が集まって,
歌を歌っておりましたな。
♪ナナナ ウナ ウナウナナ(ズキ) ナナナ ウナ ウナウナナ(ズキ)
という歌ですな。
インターネットで検索してみたところ,
なんと,作詞作曲,大瀧詠一 でした。
ビックリ。


話がかなり逸れました。

一同相談の上,刺身盛り合わせ2人前と,おでんを頼むことにした。
刺身とおでんは,この川太郎の二大巨頭でありますぞ。

刺身は,もう,盛りつけが美しすぎる。
そして,おでんは,実に旨い。
もう,数十年の歴史を感じる味と言っても過言ではないであります。

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刺身は,ハマチが旨かった…。
あと,奥にある,「菊」も。

ここ川太郎に来て思うのは,刺身の盛り合わせに使われている
わさび菜が,刺身盛り合わせを実に彩りよくしておるな,
ということです。
もう,これだけで食欲酒欲が湧いてくる。
で,近況報告をし合いながら,バクバクいただく。

2017yuzawa horo06

おでんは,一つずつ頼むのが面倒になり,
「百円のやつ全部ください」とオーダー。
それと,トマト(!!)と牛すじです。

椎茸と根曲がり竹(地元では通称“タケノコ”)があるのが嬉しい。
椎茸をトロリと煮ているところが憎いねえ!! であります。

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小生本日2回目のトイレに行って戻ってきたら(川太郎で5回くらい行った),
K嬢が廊下にあるこのメニューの前で立ち尽くしている。
そして,店の人に矢継ぎ早に注文。
食べたいものを,他者に確認も取らず注文。
さすがk嬢。



で,ジャンジャカ出てきました。

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鰰の寿司ですな。
勿論,握りではなく,生のまま漬けたものだ。
周囲に野菜も麹も付着していないところが,この店の特徴かも知れぬ。
K嬢とYちゃんはウハウハと喜び箸を付けている。
K君は,どうやら苦手のようだ。
小生はそもそも鰰寿司の麹が嫌で余程のことがなければ口にすることはなかったのだが,
綺麗なお身体でしたので,一切れ食ってみた。

…,酸味と甘みと旨味が爽やか~に押し寄せてきた。
こりゃ日本酒だと,先般注文済みの銀紋熱燗を流し込む。
で,K君に勧めたのだが,「いや,いいです…」と
元気なさそうに断られた。
ま,気持ちは分かるぞK君!!

2017yuzawa horo09

お次は,アスパラにカウダソースなるものがかかったしろもんだ。
透明な皿が熱い!!
予想外!!

カウダといったらバーニャカウダだと思われますが,
要するに,あれだ,カタクチイワシの塩辛みたいなもん,
が混ざったソースだということでしょう。
実際,そういう味がした。
日本酒が合います。

そうそう,K君は酔いすぎないように,
「1軒で日本酒は1合」
とK嬢に宣言したそうで(多分),
その気持ちはよく分かるので(あれこれ飲み過ぎると,味がよく分からなくなる)
小生もこの日,見習おうと決めた。

で,頼んだのが,地元の木村酒造,「角衛門」シリーズの
ブルーラベルと無圧濾過なんとかという2種だ。
小振りなグラスで爽やかに提供。

いつもだったらガブガブ飲んでしまうところだが,
先ほどの誓いがあるので,かなりちびちびと大切に飲む。

2017yuzawa horo10

アボガドに卵黄ソースをかけ,鰹節をおそらく一パック,
大胆にかけたであろうものだ。
アボガドがトロトロで,これってオーブンで焼くだけなのか知らんと
興味深く思います。

2017yuzawa horo11

グルメレポートのつもりではないのだが(全く!!),
料理の画像,最後です。

これは,砂肝と新じゃがのアヒージョですな。
アヒージョって,読み方によっては,
「アヒー女」
となり,女の人がアヒーと言っているみたいで
卑猥ですな。(←考えすぎ)(←←東海林さだお的)



砂肝は,サクサクで旨いですな。
しかし,それ以上に旨くて悶絶(大袈裟協会)したのが,
エリンギでありました。
大蒜の破片を乗せて食うと,もう,意外なほどの旨さで,驚いたのだ!!



ところで,当然のことながら,あれやこれやと近況を話す中で,
「川を買った話」
になったのだ。
それまでは,敷地の下を川が通っていても,
公共団体のものとして,有耶無耶にされていたらしいのだが,
近年,そのへんをちゃんとしなきゃ,ということになり,
川を買わなければならなくなったらしいのだ。
1本数十万という。
それを2本買うという。
住居をリニューアルするにあたって,だ。

なんだか真面目な描写になってしまいましたが,
そういう話を,必要以上に面白おかしく話合い,
川太郎で愉しく飲みました。

2017yuzawa horo12
(床の間に飾られておった皿)

「杯を停めて 月を問う」か。
高校で学んだ漢文が意外に役立つな。





常日頃,飲み放題の宴会をやっていると,
酒の有り難みというものが,かなり失せていたと,
今回 ハッ と気付いたのだ。
これではまずい。
酒を大切に飲もう。

心に誓って,店を後にしたのが20時ころ。
22時に予約したポケットまで,まだまだ時間があるぞ。
放浪に出発であります。


1回の記事で終了するつもりでありましたが,
川太郎の回が長くなりすぎました…。

以下,あと2回続くであります。

2017yuzawa horo13

外に出ると,もうすっかり暗くなり(当たり前だ),
こんなにも素敵に光のともる飲み屋通りになっていたのだ。





いや~、おはようございます。
今年度一つ目の山を越えた形で、ちょっとゆっくりできたから、
今更ながら3月の楽しかった思い出を書こうと奮い立ち、
そしてあの白子のトロトロ感を思い出している次第。
精巣にしても卵巣にしても、脳みそにしても、
それらが旨すぎるのは命が詰まっているせいなのではないかと
先ほど目を覚ましたばかりの寝床で思いついた。
いや、それほど大した思いつきではないのだが、
もしも人間が他の生き物を食せず、鉱物などの無機物を主に摂取していたのならば、
食生活はつまらぬものになっていたのでしょう。
あるいは、歯が強くなっていたとか。

そんなことはどうでもよく、いつも多忙を極めるK先輩と
会うために、
敢えて3月末の日曜日を選んだ暴挙にK先輩は
快く応じてくれ、
川反のはずれにある橋で待ち合わせをしたのだ。
なぜかというと、すぐそばに「若鶏」という名店があり、
そこで飲みたかったから。
しかしながら、やっぱり、日曜日はお休みの店の多いこと。
若鶏もその例に漏れず、お休みだった…。

飲み屋を探し(しかも17時ジャスト)、ややウロウロとし、
結局行き着いたのはここ。
小生、何度か行ったことがあり、昭和感溢れる店でかなり好きなんす。

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「野鳥都店」である。
どこできって読むのか分からん。
「野鳥」の「みやこ店」なのか、「野鳥都」という店なのか。
今度店の人に聞いてみないと。
このときは早く飲みたいとそればかり念じていて、
基本中の基本を忘れておった。

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いい感じの値段だ。
消費税が値上がりしたが、看板作り替えるのも面倒だからと、
値上げはしないのだろうと暗に期待する。
ちなみにこんときは、まだ5%の消費税です。

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お店にはいると当然ながらお客は誰もおらず、広々とした店内の、
大広間の片隅、はじっこに陣取る(控え目)。
早速の注文は、生ビールと焼き鳥と白子(地方では「ダダミ」という)の天麩羅だ。
最近、鶏皮が好きなのだ。
コレステロールが高くてお薬を飲んでいるというのに。

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飲み食いしているうち、もう、矢も盾もならず、熱燗を注文。
お猪口を選ばせてくれたので、側面が切り立つぐい飲みではなく、
杯を選択。
杯は、ちょっと傾けるだけで酒が口中に入っていくのが頼もしい。
というようなことを太田和彦氏が書いていたような気がする。

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それにしても、安いですぜ!!
この居酒屋放浪の何日か前にとある温泉ホテルに泊まり、
熱燗を頼んだらば、1合弱のお銚子がなんとなんとの600円。
2合で1200円でありますことよ。
それに比べたらこちらの熱燗(他の酒類)の何と廉価であることよ。
熱燗(小)が230円で、熱燗(大)が630円。
大が小の2倍だとしたら、460円であるはずだが、
3倍近い値段になっている。
これは、小がサービス価格なのか、それとも大が3倍からちょっと負けているのか、
これは双方を同時に注文して検証してみねばなるまい。
(我ながらどうでもいいことに真剣で、自分が可愛らしい)

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見目麗しい白子の天麩羅に下ろし大根を添え、けちくさくちびちびといただく。
熱燗が最高に合う。
生きていて良かったと思う瞬間である。
そして、食いながら死んでもいいと思える瞬間である。
どっちなんだ一体。

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足繁くトイレに通いつつ、見つけた貼り紙。
いや、見つけたというより、注意を喚起するものなんだから、
見ているわけではあるのですよ。
意識の中に入ってくるか、というところですな。
助詞「ノ」を片仮名で書いておるところが秀逸。


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さて、「野鳥都店」で楽しく美味しく飲み、
次はどこに行くべえかと向かったのは、
昭和感(こればかりだ)溢れる店内装飾とメニューが売りの
「半兵ヱ 秋田川反店」だ。
お店の紹介文から転載。

*********************************
スタッフは元気で明るく対応。店内はレトロな看板や置物など、
細部にまで懐かしさを詰め込んでいます。
コストパフォーマンスの良さが魅力で、
仲間を誘って一杯飲むときも気軽に立ち寄れるのが嬉しい。
場所に悩みそうなときは、直ぐに【半兵ヱ 秋田川反店】へ。
*********************************

とのことで、この文章から伝わってくるのは、
①安い
②スタッフが元気
③レトロ
の3点ですな。

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で、いろいろ飲み食いし、最終的に飲んだのがこの「シャンパンサワー」
のような名前の飲み物だったのが、
これが実に旨い!!
粉末のグレープジュースを、いわゆる「なか」の入ったジョッキに投入し、
それを飲むのだが、予想外の味になっちゃって、
実に旨い。
高級なもの、高級感ばかりを目指すのとは正反対に位置する飲み物ではあるのだが、
大きな価値がありますよこれは。

小生は翌日お休みをとっていたのだが、
K先輩はふつうに勤務なので、それほど遅くない時間にお開き。
K先輩、ありがとうございました。
KK(お盆あたりのあれです)、頑張ってください…。
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