今回は麺はやめよう、と心に誓い(「ラーメン好き」と言われるのが本意ではない)、
丼物から選択。メニューを見て即座に中華丼に決定。

こんな感じです。

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<中華丼> 650円

ザックザクといえば大判小判であります。
現代の貨幣は、みんながその価値を認識しているからこそ
紙製のお金でも通用するのだが、
近世まではそれなりに価値のあるものでないと
貨幣として成り立たなかったのであろうなと
金本位制の意味合いに今更ながら気付く。

で、ザックザクなのはタケノコなのです。
そうか、中華丼にタケノコとはあまり考えもしなかった、
と目からちょっぴり鱗です。
今度から家で作るとき、入れてみようと思う。
で、こういうものには欠かせないウズラの卵のゆで卵も入っています。
5個ぐらい入ってていいです小生。
この日もおいしくいただいたのでした。
次も麺にはしないゾ、と心に固く誓う。


さて、ゆうべ、ネットで知り合った皆さんが一堂に会する夢を見たのだが、
ちょっとほんわかして楽しい雰囲気だったのだが、
その中で驚愕のシーンが。
カエルが鍋から飛び出したのだ…。
一度調理されたと思わしき、ズタズタのボロボロになったカエルが、
鍋から飛び出し、のたうち回り、一同びっくり(勿論夢の中で)。
グロテスクさ頂点に至る、という感じで、あぁ思い出したくない。
あまりに気持ち悪かったので黙ってはいられませんでした。


今日から新年度、エイプリルフールであります。
楽しい噓ってなかなか思いつかないものです。
「餡」がトレビアーン。
ふと思いついてしまったのです。
天津麺というものを、上海じゃないところも含めて、
初めて食べたのです。このおそらく人生の半分は過ぎてしまったであろう
わが人生で。

喜びに打ち震えました。
こんなに贅沢なものだったとは。
さすが上海です。

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<天津麺> 650円

ただの玉子焼きが麺にのっているのかと思いきや、全くそんなことはなく、
見つけられただけでも、
干し椎茸、サヤインゲン、タケノコ、蟹の身(!!)、人参、竹輪
などが具として使用されていた。
味は、言うまでもなく、旨い。
いや、今はやりのラーメン屋のような「ダシ効き過ぎ!!」のような
派手な旨さではなく、落ち着いた、穏やかなおいしさであります。
もう人生の半分はとうに過ぎたであろう小生にとっては、
このような食物で充分なのであります。(たまに焼き肉食いたくなるけど)

さて、今年度の仕事の締めくくりに向かい、軒下どころではなくなりそうです。
でも、逃避してるかもしれません。
あと3週間です。

それにしても天津麺は、この先の生涯、おそらく注文することはないだろうな…。
職場で
「軒下さん(仮名)はラーメン好きなんでしょう~」
と先輩に言われ、
「そんなことはないんです!! 
嫌いじゃないけど、ラーメンだけ好きなんじゃないんです!!」
ということを表明するためにも、上海にてカツカレーを食いました。

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<カツカレー> 650円

店にはいると珍しく大勢のお客さん(おじさん6名)がいて、
全員が小生をジロリと見て、また談笑に戻っていく。
よくありますよな、飲み屋に入っていくと、中にいる人からジロリと見られる。
飲み屋にいる人が、入ってくる人をジロリと見る。
あれはちょっと嫌なものですな。
なんで、客同士で品定めせねばならぬのだ、と。

いや、これは自意識過剰のなせる技でしょう。

とにかく、奥の小上がりに上がり、
その人混みの向こうにいる店主にカツカレーをオーダー。
特に迷わなかった。
決めてたから。

で、小生に気勢を削がれたのか、先客の皆さんはちょっとして退店。
いや、ただ単に帰る時間になったからであろう。
だってすでに2時くらいでした。

で、カツカレーなのだが、カツが揚げたてでした。
カツを揚げる音が聞こえていたのです。
揚げ物の音というのは、人を期待させる力があります。
脳から期待物質が分泌されているに違いない。
その期待物質が食欲の増進と消化の向上につながっているに違いない。

よし、博士号の取得はこのテーマでいこう。

というのはただの思いつき。
で、カレーの匂いも漂い始め、ちょっとして供せられる。
わざわざスプーンに紙ナプキンを巻いてあるところ、
麗しい日本の伝統である。
麦茶飲んでいたのに、それと別のコップに氷入り冷水もそえられている。

いただきます。
かつは小振りだが、衣がシャクシャクしていてうまい。
カレーも辛すぎず、甘すぎず、ほどよいとろみだ。
あっという間に食べ終え、ごちそうさま。

かつても触れたと思うが、小生、カツをこよなく愛す。
カツ丼も好きです。
カツライスも好きです。
トンカツ定食も好きです。
ヒレカツも好きだしロースカツも好き。
筋肉部分も脂身も好きです。

カツカレーを頼むときにはライスも追加する。
なぜかというと、カツカレーにのっているカツで
まずご飯を食べるのだ。ソースかけて。
ちょっとカレーが付いているのがまた素敵なアクセントになる。
で、残ったカレーは、カレーとして食べます。
そうすると、カツライスとカレーを食べた感じになります。
腹が割れそうになるのです。
そして、心は充分に満たされます。

ま、ふつうの人はこんな食い方しないわな。
している方、いらしたらご一報下さい。
語りましょう。

ま、そんなこんなで久しぶりの上海は、麺は食べずに
米を食ったのであった。
へんな負けず嫌いというか、なんちゅうか本中華。
ちょっとすごい経験でした。
もう冒頭から本題です。
前から気になっていた「目玉入り」の焼きそばを上海にて満を持していただいたのだ。

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目玉入り焼きそば (550円)

もちろん眼球が焼きそばに入っているわけではなく、
横手市ではメジャーな目玉焼きが乗った焼きそばなのだ。
それはそれで良し。
目玉焼きが美しい。蒸されていたのか、卵黄の上が白く曇っている。
紅ショウガが嬉しい。横手焼きそばは福神漬けですから。
スープ付きなのも嬉しい。
店のお婆さんが
「味はついていますけど足りなかったらソースを使ってください」
というようなことを言って持ってきてくれた。
で、美味しくいただこうとしたわけだ。
いただきました。

で!!
問題が…、いや、問題ではないのだが、味が何というか、
あれなのです。
親子丼の味なのだ。焼きそばなのに。
で、けっして美味しくないわけではないのだが、
いくら食べても親子丼の味が続くのだ。
親子丼をすりつぶして麺にして炒めたみたいな味なのだ。

考えられるのは、麺つゆのようなもので味付けしているのではないかということ。
あと、上に乗っている海苔のせい。

食べ終わるまで頭の中は「???」であったのだ。
いえでも、美味しかったのです。ごちそうさまです。

何が飛び出すか分からぬ上海。
次は久しぶりに定食でいってみようかと画策中なのだ。
次はこれ!! と決めていたのがチャーシュー麺であったのだ。
期待していた。
しかし、これほどとは!!

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お昼前に到着。照明がついておらず、まだ店内は寒く、
しかしながら元気よく、注文する。
待つこと10分弱。
見た目は予想通りだ。
スープをすすると、いつになく旨い(気がする)。
腹が減っていれば、ものの旨さは1.2倍ほどになる。
我々統計家としては(←大学のときの統計学の教授の口癖)。

チャーシューを持ち上げて驚愕。
厚さ1cmとまではいかないにしても、8mmは確実にあるぞ。
ノギスで測りたい。
でもないから、囓って測定してみよう。
やはり思った通りの厚さだ。
一枚食べるのに結構な時間を要する。
チャーシューは、ホロホロのバラ肉や肩ロースも旨いが、
こういうモモ肉もなかなか乙なものだ。
決して柔らかいわけではないのだが、許容範囲の堅さだ。
これくらい歯応えがあった方が、食い応えがあるというもの。
チャーシューを食う合間に麺をすするといった様相。
肉の厚切りに麺が添えられているようなものだ。
そうだ、これは肉料理なのだ。
チャーシューがメインなのだよ、ワトスン君。
と、シャーロキアンの小生としてはいろいろ推理しつつ食べ進むのだ。

こういった厚いチャーシューを夢中で食べると顎が実に疲労する。
顎関節症を発症する恐れありだ。
まさに、顎が疲れる贅沢である。
次もまた食いたいのだが、メニュー全制覇を目指す小生としては、
そうもいっていられない。
<焼きそば目玉入り>に、本当に目玉が入っているかを検証せねば。
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